ロレックス来店予約の確率は？攻略のコツ

こんにちは。ラグジュアリー・ウォッチ・ジャーナル、運営者の「エル」です。

ロレックス正規店の来店予約、本当に難しいですよね。「ロレックスの来店予約の確率は一体どれくらいなの？」と気になって検索された方も多いと思います。

ロレックスの抽選になかなか当たらないという声もよく聞きますし、そもそもロレックスの入荷はいつなのか、予約のコツはあるのか、気になっている方も多いんじゃないでしょうか。

最近では購入制限のルールも変わったり、抽選を実施している店舗の状況も変わってきたりしています。

この記事では、ロレックスの来店予約の現状や当選確率の傾向、そして少しでもチャンスを広げるための戦略について、私なりに集めた情報をまとめてみました。

記事のポイント

ロレックス正規店の最新の予約制度
来店予約の当選確率と地域差
人気モデル別の入手難易度の違い
予約当選の確率を上げるためのコツ

ロレックス来店予約の確率と現状
ロレックス来店予約の確率を上げる戦略

ロレックス来店予約の確率と現状

まずは、現在のロレックス正規店の予約制度がどうなっているのか、そして皆さんが一番気になる「当選確率」の実際のところを見ていきましょう。

正直なところ、かなり厳しい現実もあるようです…。このセクションでは、予約制度の移り変わりから、人気のモデル、そして入荷のタイミングまで、基本的な情報を掘り下げてみます。

予約制度は抽選？先着順？

ロレックス予約制度は抽選？先着順？

まず押さえておきたいのが、予約制度の仕組みですね。この制度が本格的に導入されたのは2020年以降のこと。背景には、新型コロナウイルスの感染対策としての入店制限や、あまりの人気による長蛇の列への対策があったようです。

当初は、指定された受付時間に電話やWebで申し込む「先着順」と、期間内に申し込んで運を天に任せる「抽選制」の2種類がありました。特に先着順は、受付開始と同時にアクセスが集中してサーバーがダウンしたり、電話が全く繋がらなかったりと、それはそれで大変だったようです。

ですが、その状況も変わってきました。2023年10月までには、その先着順の受付が段階的に終了したとのことです。ですから、現在（2025年時点）は基本的に「抽選による事前予約」のみと考えていいかなと思います。

もちろん、これは主に都市部の大型店舗（東京の銀座や新宿、大阪、名古屋など）での話ですね。地方の店舗や百貨店内の正規店では、コロナ禍が落ち着いたこともあり、予約制自体を終了して、通常のフリー来店に戻しているところもあるようです。

2025年春までに関西（神戸など）や北海道（札幌など）の一部店舗では予約制が終わっているという話もありますので、「今、予約が必要なのは都心部の一部店舗」というのが現状のようです。

予約システムの概要
多くの店舗では、公式サイトや専用ページから希望日時を選んで申し込みます。この時、氏名や連絡先の入力が必要です。当選すると、登録した電話番号へのSMS認証や、メールで当選通知が届く仕組みですね。

公平性を保つため、応募は基本的に一人1枠まで。そして、来店時には本人確認のための身分証（運転免許証やマイナンバーカードなど）の提示が必須です。これが無いと、たとえ当選していても入店できません。

また、グループでの来店を希望する場合でも、予約1枠につき最大2名まで、といった制限が設けられていることが多いですね。

ロレックス抽選は当たらない？

「ロレックスの抽選、本当に当たらない！」という嘆き、SNSなどで本当によく見かけますよね…。私も「今週もハズれた」「何か月も連続で落選通知…」といった投稿を数えきれないほど目にしています。

結論から言うと、当選確率は非常に低いというのが現実みたいです。特に首都圏の人気店（銀座本店、新宿店など）では、毎週欠かさず応募しても、何か月も当たらない、というのが当たり前の世界になっています。

具体的な当選確率はもちろん公表されていませんが、応募者の規模（数百人〜数千人？）に対し、当選枠はごくわずかと推測されています。SNS上の情報や噂レベルでは、都心部では当選率が数％以下、もはや宝くじに近い感覚とも言われています。

これはもう、「外れるのが普通、当たればラッキー」と割り切って、心を無にしてコツコツ応募し続けるしかなさそうですね。精神的に消耗しないためにも、期待しすぎない心構えが大事かもしれません。

地方と都心部での確率の違い

ロレックス地方と都心部での確率の違い

では、競争率が激しい都心部がダメなら、地方の店舗はどうなの？と思いますよね。傾向としては、やはり都心部（東京・大阪など）ほど競争率が高く、地方ほど低くなるようです。

東京や大阪のような大都市圏では、時計ファンはもちろん、転売目的の応募も国内外から集中しやすいので、倍率がとんでもないことになっています。私も東京在住ですが、肌感覚として「これは当たらないだろうな…」と感じるほどです。

一方、地方都市の正規店では、先ほども触れたように、そもそも抽選制を導入していない（フリー来店OK）場合もあります。もし抽選を実施している店舗があったとしても、人口規模の違いから、都心部よりは相対的に応募者数が少ない可能性はあります。

注意：地方なら当たりやすいとは限らない
ただ、ここで注意したいのは「地方だから当たりやすい」と単純には言えない点です。最大の理由は、地方の店舗は、入荷する本数自体が都心部の大型店より少ない可能性が高いことです。

たとえ競争率（倍率）が低くても、入荷する時計が少なければ、当選枠自体も少なくなります。結局、当選確率は都心部と大差ない、あるいは入荷がない分、かえって厳しいということもあり得ます。

とはいえ、人口規模を考えれば相対的にチャンスがあるかもしれないので、もし地方の店舗に応募できる環境（出張や帰省のついでに行けるなど）なら、狙ってみる価値は十分にあると思います。

ロレックス入荷はいつ？

「ロレックス入荷いつ」というキーワードも、予約確率と同じくらいよく検索されていますが、これは誰もが知りたい情報ですよね。在庫がなければ、予約が当選しても買えませんから。

残念ながら、ロレックス公式や正規店が入荷日や時間を公表することは絶対にありません。もし公表したら、その日・その時間にお客さんが殺到して大混乱になってしまいますし、安全上の問題も出てきますからね…。

ただ、フリー来店で店舗を巡る「ロレックスマラソン」実践者の間では、いくつかの「噂」や「傾向」が語られています。

平日の中盤〜後半（火曜〜金曜）の日中に入荷することが多い？
（配送業者の都合などで）週明けの月曜は在庫が少なく、水・木あたりで補充される？
開店直後（朝一）か、昼過ぎの配送タイミングにチャンスがある？

これらはあくまで噂のレベルであり、何の確証もありません。店舗ごと、週ごとに入荷タイミングは意図的に変えている可能性も高いです。

この情報に振り回されすぎるのは良くないですが、フリー来店で「ロレックスマラソン」をするなら、少しでも可能性がありそうな平日の日中を狙うのが、少しは効率的かもしれませんね。

これらの入荷に関する情報は、あくまで憶測や噂に基づくいものです。正確な入荷タイミングを予測することは不可能ですので、参考程度に留めておくのが賢明かなと思います。

フリー来店での購入を目指す「ロレックスマラソン」については、ロレックスマラソンの実践ガイドの記事でも詳しく触れています。

ロレックス来店予約の確率を上げる戦略

非常に低い当選確率だということは分かりましたが、それでも諦めたくないですよね。宝くじも「買わなければ当たらない」のと同じで、ロレックスの予約も「応募しなければ当選しない」わけですから。

ここからは、そのわずかな確率を少しでも上げるために、私たちができる「コツ」や「戦略」について考えてみたいと思います。

予約のコツと応募の継続

まず大前提として、「継続は力なり」です。当選確率が低い以上、試行回数を増やすことが最大の戦略になります。奇策はありませんが、地道な努力が実を結ぶこともあります。

応募は毎週欠かさず

「どうせ当たらないし…」と諦めて応募をサボってしまうと、その瞬間に当選確率はゼロになります。SNSを見ていると、「半年以上応募し続けてようやく当選した」「1年越しにメールが来た！」という体験談も実際にあります。

粘り強く応募し続けることが、何より重要です。各店の受付開始日・時間をカレンダーに登録して、ルーティンにしてしまうのが良いかもしれませんね。

複数の店舗に応募

もし通える範囲に抽選実施店が複数あるなら、すべての店舗に応募するのが基本ですね。例えば東京在住でも、出張や旅行の予定に合わせて大阪や名古屋の抽選に応募することも可能です（もちろん、当選したら本当に行く必要がありますが）。

各店で抽選スケジュールが異なる場合もあるので、応募漏れがないようにしたいところです。

家族や友人と協力する

これは「チーム戦」ですね。一人一応募の制限があるため、自分一人で応募するよりも、配偶者や家族、信頼できる友人に協力してもらい、応募人数を増やす作戦です。実際に「自分はダメだったけど妻が当ててくれた」というエピソードも見かけます。

ただし、当選した場合は必ずその本人（応募した人）が来店し、身分証提示が必要なので、その点はくれぐれも注意してください。

応募枠を工夫する

一般的に、忙しい社会人の方は応募が週末や祝日に集中しやすい傾向があります。もし可能であれば、そうした人気枠を避け、平日の昼間など、比較的応募者が少なそうな枠を狙うのも一つの手かもしれません。

抽選制なので基本は運次第ですが、もし希望枠を選べるシステムなら、少しでも競争率が下がる可能性に賭けてみる価値はあると思います。

当選時に備えた身なり・態度

抽選は機械的なものですが、いざ当選して来店できた「後」は、人間同士のやり取りです。ロレックスは高級時計ですから、販売員の方も「本当に買う気があるか」「転売目的ではないか」を真剣に見極めようとしているはずです。

「カジュアル過ぎる服装で行ったら冷やかしと思われたかも」といった声もあります（真偽は不明ですが）。よく「ロレックスを着けて行け」というアドバイスもありますが、初めて買う人には無理な話ですよね。

ですから、最低限、清潔感のある服装（ビジネスカジュアル程度）と礼儀正しい態度で臨み、購入したいという熱意を誠実に伝えることが大切かなと思います。

ロレックスの購入制限ルール

このルール変更は、私たち一般の購入希望者にとって非常に大きなニュースでした。2024年末から、日本国内の正規店で新しい購入本数の制限が導入されています。

このルールの背景には、過熱する需要と転売対策があると言われており、特に日本市場の状況を鑑みた措置とも言われています。

主な購入制限ルール（2025年現在）
以下は、広く知られているルールの概要です。店舗によって細かな運用が異なる可能性もありますので、目安としてご覧ください。

対象	全モデル共通
制限①	一人が購入できるのは「半年に一本まで」
制限②	同一モデル（リファレンスナンバーが同じ）は「一年間は購入不可」

このルールによって、一部の富裕層や転売目的の業者が短期間に何本も買い占めることができなくなりました。これは、転売対策であると同時に、私たちのような新規の購入希望者にも人気モデルが回ってくるチャンスが（理論上は）増えたことを意味します。

以前は「常連客が優先される」という話もよく聞きましたが、このルールがある限り、その常連さんが直近（半年以内）に買っていれば、次の時計を販売することはできません。

ですから、抽選に当たって初来店した人でも、運良く人気モデルに出会える可能性がゼロではなくなったと言えそうですね。この購入制限ルールについては、ロレックス購入制限の現状と対策の記事でさらに詳しく考察しています。

予約当選者の体験談パターン

ロレックス予約当選者の体験談パターン

実際に当選した人たちの体験談をSNSやブログで見てみると、その後の展開にはいくつかのパターンがあるようです。

① 当選＝購入チャンス（ただし希望モデルとは限らない）

最も多いのがこのパターンかもしれません。「当選して来店したら、自分以外の当選者もみんな何かしら買えていた」という声があります。お店側も、せっかく抽選で来てもらったお客さんには、手ぶらで帰ってほしくないという配慮があるのかもしれません。

もちろん全員が第一希望（デイトナやサブマリーナーなど）を買えたわけではなく、「希望モデルはなかったが、別のモデル（デイトジャストなど）を提案され、それが気に入ったので購入した」というケースです。「当選＝何かしらの提案は受けられる」可能性は高そうです。

② 希望モデルがなく、購入せず

一方で、「スポーツモデルの在庫はゼロで、高額なゴールドモデルや、あまり好みではないモデルしか提案されなかった」という体験談もあります。当然ですが、当選しても希望モデルの在庫がなければ買えません。

予算的に合わなかったり、興味のないモデルを無理に買う必要は全くないので、その場合は「今回は見送ります」「また応募します」と潔く伝え、お店を後にするパターンです。これも立派な一つの選択ですね。

③ 熱意やコミュニケーションが実を結ぶ？

これは少し特殊なケースかもしれませんが、「自分の希望モデル（〇〇）への憧れや、なぜその時計が欲しいのかを熱心に語ったら、スタッフの方が共感してくれ、バックヤードから在庫を出してもらえた（かもしれない）」という体験談です。

これも真偽は不明ですが、スタッフさんも人間です。「何でもいいから（儲かる）スポロレが欲しい」という人より、「このモデルのこの部分に惚れ込んでいて、〇〇の記念に買いたいんです」と熱く語る人の方が、応援したくなる気持ちは分かる気がします。

来店時には、第一希望を明確に伝えつつも、「もしそれが無ければ、〇〇や〇〇のような雰囲気のモデルも検討したい」と、柔軟な姿勢（ただし熱意は込めて）を見せることが、思わぬチャンスに繋がるかもしれません。

抽選対象となる店舗の選び方

ロレックス抽選対象となる店舗の選び方

「ロレックス抽選店舗名」などで検索して、どこの店舗に応募するかを考えるのも重要な戦略の一つです。

前述の通り、現在は都心部の一部の大型店（銀座、新宿、大阪、名古屋など）が中心に抽選制を継続しているようです。まずは、ご自身が通える範囲で、どの店舗が事前予約（抽選制）を実施しているかを正確に把握することがスタートラインです。

確認のポイント
店舗の公式サイトや、百貨店に入っている場合は百貨店のWebサイトをチェックしましょう。店舗ごとに受付曜日や方法（WebフォームのURLなど）が異なります。

「ロレックス銀座抽選」「ロレックス大阪予約」のように具体的な地名で検索して、最新情報を調べている方が多いようです。

一方で、地方店や一部の百貨店内の店舗では、予約制を廃止してフリー来店に戻しているところもあります。この場合、戦略は二つに分かれます。

抽選制の店舗に応募し続ける（都心部在住、または特定店舗に絞る人）
フリー来店の店舗を地道に回る（いわゆる「ロレックスマラソン」に切り替える）

もしフリー来店可能な店舗が近くにあるなら、抽選に時間を割くよりも、地道に店頭訪問を繰り返す方が、かえってチャンスがあるかもしれません。

自分の生活スタイルやロレックスに割ける時間と労力を考えて、どちらの戦略（あるいは両方の併用）が合っているかを見極める必要がありそうですね。

ロレックス来店予約の確率まとめ

最後に、ロレックス来店予約の確率について、ここまでの情報をまとめてみたいと思います。

結論として、都心部の人気店における予約当選確率は、「非常に低い、宝くじレベル」というのが動かせない現実です。ですが、絶望する必要はありません。

新しい購入制限ルールの導入により、以前よりは新規購入者にもチャンスが広がり、「当選さえすれば、人気モデルに出会える可能性がゼロではなくなった」とも言えます。

当選しない限り土俵にも立てませんが、当選できれば、その可能性はゼロから数％、あるいは数十％に跳ね上がるわけです。

大切なのは、この低い確率のゲームだと理解した上で、賢く戦略を立てて、感情的にならずに挑戦し続けることかなと思います。

応募可能な店舗すべてに、毎週欠かさず応募を続ける（試行回数を増やす）
家族の協力も得て、応募の窓口を広げる（ただしルールは守る）
平日枠など、少しでも競争率が低そうな枠を狙う
フリー来店可能な店舗へも、並行して足を運ぶ（マラソン）
当選した際は、誠実な態度と熱意で臨む

ロレックスの購入は今や「知識と運と努力」が必要なゲームのようになっています。当選しなくても落ち込まず、コツコツと挑戦を続けるモチベーションを維持することが、一番の「コツ」なのかもしれませんね。

この記事で紹介した予約制度や購入制限に関する情報は、2025年時点の私「エル」が収集した情報や体験談に基づいています。ロレックスの販売方針は予告なく変更される可能性が非常に高いです。

最新かつ正確な情報は、必ず各正規店の公式サイトや店頭で直接ご確認いただくよう、強くお願いします。この記事の内容に基づいて行った行動の結果について、当サイトは一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。

皆さんのロレックス探しの旅が、実りあるものになることを心から願っています！